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経営者団体に誘われたら…失敗しない団体の選び方と活用の仕方

店舗経営を始めてある程度繋がりが増えてくると、
高確率で経営者団体に誘われます。

 

初心者経営者は特に右も左もわからない状態で誘われても
何が良いのかもわかりませんし、

付き合いもあるけど本当にその団体に入る
メリットがあるんだろうかと悩まれるでしょう。

 

本記事では、
失敗しない経営者団体の選び方
損しないための動き方や考え方など、
詳しく解説していきます!

この記事を書いた人

知り合い0の土地で飲食店を開業し、3年経営。
コロナ禍にも関わらず地元法人に売却できる店舗に成長させた。
飲食店経営に関する電子書籍は企業家部門1位獲得。
現在は飲食店経営者へのサポートやコンサル等をしている。

 

経営者団体による宣伝効果

前提として、

私が店舗経営をしていた当時、
2つの経営者団体に属していました。

両方合わせて月の会費が15,000円、
別に年会費を約2万円、払っていました。
(年間約20万円ですね。)

 

しかし、店の月売上の1.5~2割は
経営者団体経由のものでした。
(年間100万円程度は団体からの売り上げでした。)

これは私個人の例ではありますが、
広告として考えると破格の宣伝効果です。

 

独立して分かるのは、
「売上を1割上げることがどれだけ大変か」
ということ。

何か新しい動きを作らなければ、
継続して売り上げを上げ続けることは難しい
でしょう。

 

閉店前に行った資金調達に関しても、
団体の仲間によるものが1/3でした。

(高齢の方も多いので、やり方が分からない
という方も多かったですが笑)

 

「団体に入っていなかったら、
今日お客さん0だったな…」

という日もたくさんあり、私は早い時期に団体に入り、
積極的に動いたことを全く後悔していません。

 

次の項目ではその中で感じた、団体の選び方
どうすればより効果的に動けるか、を解説していきます。

 

団体のメリットと誘われた時に考えること

経営者団体に入るメリットは、
単純にそこのグループに属している人全員を
見込み客にできる可能性がある
こと。

そしてこの業界における最大のメリットは、
「平日の集客がしやすくなる」こと。

 

経営者団体に所属している方たちは皆、
経営者であり、忙しい人たちばかりです。

その中で、月に1回大きな会合をしたり、
運営側は別に会議や準備等で集まったりしています。

 

そしてその集まりは基本的に、
皆が時間を作りやすい平日に行われます。

そういう団体は仲間意識が強いので、
「集まりの後は仲間の店にいく」というのが
慣習となっていたりします。

 

飲み屋は基本的に「待ち」の商売です。

「待ち」の商売はデメリットも多いですが、
実は経営者団体とは相性が良く、この場合
大きなアドバンテージを掴むことができます。

 

団体に誘われたら、まず当然ですが
採算が合うか計算しましょう。

会費を洗い出して、客単価で割って
月に何人、週に何人くれば採算が合うのか。

合わなさそうなら、よほど余裕がある
状態でなければ入る必要はないでしょう。

 

ネットで口コミを確かめるのも良いですが、
ネット上の評判は良くも悪くも、

全国規模の団体であれば、どこか一部の会場の
評判が全てみたいな書かれ方をされていたりします。

 

一部の評判なのでその他の会場とは当てはまらないことも多く
また運営陣によってもガラリと雰囲気が変わるので、
参考にならないことが多いでしょう。

正直、実際に行ってみないとわからないので、
興味があれば体験に行かれてみてください。

 

そしてせっかく入会したのなら、
1年は続けてみることをお勧めします。

少し行って、
「成果が見えないからもう行かない」
というのは少しもったいないです。

通うことで本質に気付くこともたくさんあります。

 

(損切りの見極めは早いほうがいいですが、
前向きに考えられるならなるべく通いましょう。)

 

失敗したくない!団体の選び方〜経営者団体には4種類ある〜

団体に誘われたなら、まずはその団体が
どういう形態の団体なのか、
誘ってきた方に詳しく聞きましょう。

大体、経営者団体は
4パターンに分けられる印象です。

  1. 商売特化型
  2. 自己啓発型
  3. 社会貢献型
  4. 業界特有のもの

 

私は「①商売特化型」と
「②自己啓発型」に属していました。

初心者オーナーには特に
①の商売特化型を、強くお勧めします。

理由は
「無駄な時間やお金がかからないから」

 

特に③は、ボランティアや講演会、伝統的な
イベントのための準備や無駄な飲み会などが多すぎるので、
あまり若手が宣伝目的で参加するのには向いていません。

あと会費が無駄に高いイメージがあります。

(宣伝目的ではなく、純粋に
「会の理念に賛同した」などの理由であれば
採算が合わなくても参加する意味はあるでしょう。)

 

私が所属していた①のタイプの団体は、
基本的に月に一度商談のための
定例会があるだけでした。

(まれに定例会以外の集まりもありましたが
全員商売のために参加しているので、そこでも
会員同士で仲良くなることは”宣伝”がベースにありました。)

 

集まりのたびに店の宣伝をして、
会の後の二次会や三次会で店を使ってもらう。

そこで仲良くなった方や、気になって
くれた方はプライベートでも使ってくれます。

 

②の自己啓発型に関しては、
費用対効果が見込めるかは紙一重です。

(目的が合わなければ辞めれば良いのですが…)

 

ただ業界の性質上、
意識高い系の団体には同業者がいない
パターンがあります。

そうなれば一人勝ちです。
(私がそのパターンでした。)

 

飲食店のオーナーが入会したとなれば、
余程ドライな空気感でなければ店は使ってくれます。

今まで会と関係のない店で行われていた
会食なども、全て総取りできるチャンスがあります。

 

同業者の有無は誘われた際、
必ず確認するようにしましょう。

(特に朝活系の団体は同業者がいない確率が非常に高いです。
朝活への参加がしんどいかもしれませんが、
会費を払っているだけでも十分効果が見込めます。)

朝活系の他には、立ち上げすぐの団体
誘われたなら入るべきです。

ライバルが少ない上に、先行者優位を取れるからです。

 

立ち上げ時から入っていれば、その会の
飲食業界の重鎮として君臨し続けることができます。

先行者優位は
狙って取れるものではありません。

チャンスが舞い込んだ時は
しっかり取りに行きましょう。

 

④に関しては、飲食業組合などが有名です。

メリットを感じる部分があるなら、
入会すれば良いと思います。

④に関しては個人の考え方や、店としての
方針にもよるので、しっかり求めるものを
見極めて入会するか決められてください。

 

損しないために!経営者団体の活用法

宣伝効果を高めるために
経営者団体はとにかく目立った者勝ちです。

 

私は①の方に注力していたので、
運営側にも属していました。

その分、定例会と別に会議や当日の準備、
担当する会員の管理など仕事が増えますが、
目立った分のリターンは大きく感じました。

 

もうひとつがgiveの精神です。

会員全員が商売をしている、
ということはそれぞれに販売する商品や
提供するサービスがあります。

それを積極的に
こちらからどんどん活用しましょう。

 

人間の心理には
「返報性の原理」というものがあります。

これは「何かをしてもらったからには、
何かを返さなければならない」と
心が働く法則のことです。

 

何か困ったことがあれば、
会員の中で解決できる人を探したり、
外食等も会員の店舗をなるべく使う、

といった個人に対する宣伝は非常に効果的です。

 

すぐに返ってこなくても
時間を置いて返ってくることもあります。

会に所属するなら、その辺りのイメージを
持つと楽しく続けられるでしょう。

(というかgiveの意識がしっかりある人しか1年以上
会に参加し続けられていない印象があります。

そして「会に参加し続けている」ような方は
「しっかり会からの売上も上げられている」
ということです。)

 

団体に限らず、商売は『give&take』です。

takeばかりの「クレクレちゃん」に
ならないよう意識しましょう。

 

まとめ

経営者団体には

  1. 商売特化型
  2. 自己啓発型
  3. 社会貢献型
  4. 業界特有のもの

の4種類があり、おすすめは「①商売特化型」。

 

①以外に狙い目の団体は

  • 立ち上げすぐの団体
  • 同業者がいない団体

 

団体からの売上を上げるために大事なこと

  • とにかく目立つ
  • 自分から動く(giveの精神)

 

参考にしていただけると嬉しいです!

 

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また、もっと実践的な内容はメールマガジンでも
お伝えしているので、そちらもご覧ください!

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最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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