「楽天経済圏」という言葉を聞いたことはありますか?
楽天は日々の買い物や旅行、携帯会社までカバーしており、
支払い等のたびに都度ポイントが貯まるので、あらゆる
いろんな消費を楽天で統一している人が増えてきています。
個人店を経営していた私は仕入れの一部で楽天市場を使ったり、
買い物以外のサービスも積極的に活用することでポイントを
たくさん貯めて大幅に支出を減らすことに成功していました。
この記事では
よりお得に楽天を活用する手法を紹介します!
この記事を書いた人
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知り合い0の土地で飲食店を開業し、3年経営。
コロナ禍にも関わらず地元法人に売却できる店舗に成長させた。
飲食店経営に関する電子書籍は企業家部門1位獲得。
現在は飲食店経営者へのサポートやコンサル等をしている。
1. 楽天カードの活用
楽天経済圏に触れたことのない方でも、楽天といえば
ショッピングサイトの楽天市場をお思い浮かべると思います。
楽天で買い物をする際、現金払いだと1.5%還元ですが
楽天カードを使うことで最大16%までポイントがつきます。
これもSPU(スーパーポイントアッププログラム)と言い、
ざっくり説明すると「いろんな楽天のサービスを併用することで
買い物に対する還元率が2倍、3倍と増えていく」という仕組みです。
SPUを16倍まで上げようと思うと
さまざまな条件をクリアして、
どっぷり経済圏に浸からないと厳しいですが、
最低でも楽天会員に登録して楽天アプリを使い、
楽天カード支払いにするだけで3.5%は還元されるので、
普通に店舗で買い物するよりははるかにお得です。
仕入れに使うと言っても、仕入れ先が増えることで
管理が面倒になったり取引先との付き合い的に難しいなら、
日用品や消耗品だけでも楽天を活用するメリットはあります。
2. キャンペーンを使う
また条件がクリアできなくても、楽天市場では定期的に
「楽天スーパーDEAL」「お買い物マラソン」「5と0のつく日」
といった、還元率が上がるキャンペーンがあります。
せっかく買い物をするなら、そのタイミングを上手に使うことで
高い還元を受けることができます。
特に「お買い物マラソン」は期間中に複数店舗の買い周りをすることで
還元率がどんどん増えていくキャンペーンなので、
期間中に日用品を数種類買い回るだけでも還元率が跳ね上がります!
マラソン期間の中に「5と0のつく日」が重なったりもするので、
仕入れとキャンペーンのタイミングをうまく合わせましょう。
3. ポイントの上手な使い方
ポイントは買い物ではなく「カードの引き落し」に使う
店舗の仕入れで使うなら特にお伝えしたい
ポイントの使い方が、
「ポイントで買い物をするのではなく
カードの引き落としにポイントを充てる」
という使い方です。
通常、楽天市場で得られるポイントは
購入金額や購入方法に応じた倍率で付与されます。
しかし、ポイントを使って購入する場合
最低限のSPU倍率しか付きません。

全額カードで支払った場合

5.5%分のポイントがつきました

全額ポイントで支払った場合

還元率が3%分損してしまいます。
ポイントに関しては微々たるものなんですが、
重要なのがポイントを使って買い物をした場合、
領収書に記載される金額が減ってしまいます。
どうせ払う金額は同じなので
ポイントはカード引き落としの際の
支払いに充てるようにしましょう。
ポイントを支払額に充てるには
楽天e-naviにログインして、
ポイント払いサービスから申し込みましょう。
毎月12日〜24日の間しか
受付ができないのでご注意ください!
ただ注意点として、期間限定ポイントは
カード支払いに充てることができません。
期間限定ポイントは積立投資に使うのがおすすめ
期間限定ポイントは気づかない内に
失効してしまうことがあります。
そこでおすすめの期間限定ポイントの使い道が
ポイント投資です。
楽天には楽天証券というサービスもあります。
楽天証券では投資信託や株などの取引を行い運用するサービスですが、
投資にポイントを充てることもできます。
さらに楽天証券では積立額の1%がポイント還元されます。
1ヶ月あたりの還元額の最大が500円なので、
最大毎月5万円積立投資をすることで
ポイントが毎月500円分付きます。
5万円も積立しなくても毎月500円以上
積立をするだけでもSPUポイントが+1倍されます。
4. 買い物以外にも楽天サービスを使う
最近は楽天モバイルが有名ですが、
他にも「楽天でんき」や「楽天トラベル」など
暮らしに関するサービスはかなり幅広くカバーされています。
必要に応じてそれぞれを使うだけでSPUが上がりますが、
中でも自営業の方に合わせておすすめしたいのが
「楽天銀行」です。
楽天銀行は残高に応じて毎月最大3回
他行への振込み手数料が無料になります。
取引先への振込みに毎月
手数料を払っている方は一部でも
楽天銀行に変えるだけでお得ですよね。
スマホ一台で簡単に振込みもできるので
急な支払いにも対応できますし、

入出金はゆうちょのATMで
簡単に操作できます。
カード引き落としを楽天銀行に設定するだけで
SPUもアップしますし、楽天市場と楽天カードを
使うなら、楽天銀行を併用することで取りこぼしが減ります。
楽天銀行は金利面も魅力的です。
普通預金金利はメガバンクなどの
一般的な銀行はどこも年0.001%ですが
楽天銀行の普通預金の金利は年0.02%、
さらに楽天証券口座と紐付けることで
年間0.1%になります。
年0.1%となるとメガバンクの100倍、
定期預金に預けるよりも圧倒的に
金利がつく計算になります。
楽天銀行に関しては
デメリットは特に思い浮かびません…
ATMも郵便局があれば使えますし、
出金手数料も月最大7回まで無料です。
ポイント以外の魅力も考慮された上で
活用されることをおすすめします!
まとめ
個人店の仕入れに楽天を活用することは
経費削減に繋がります!
楽天市場での買い物は楽天市場アプリを使い、
楽天カードで支払うだけでも3.5%ポイント還元される!
定期的に行われるキャンペーンと
併用することで、さらに還元率がアップする。
もっとも上手なポイントの使い方は
- カード引き落としにポイントを使う
- ポイント投資に使う
楽天銀行を併せて使うことで
買い物時のポイント還元率が上がったり、
全国の銀行への振込手数料が0円になったり
メリットがたくさんある!
参考になれば幸いです!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!